2008年3月12日水曜日

だからつまらん。

今日はカラオケ話からは少し離れて今の日本の音楽業界全体に関る問題を私の視点から解説します。浜崎あゆみにEXILE、SMAP、R&Bやアイドルが主流といえる音楽業界。違和感ありますね。みんながみんな本当に好きだから聴いているんでしょうか?街角でやってるストリートライブの歌よりもそんなにそういうのが素晴らしいんでしょうか?確かに過程はどうあれ、世間から注目されるアーティストになった以上は彼ら本人の問題だけではなく、彼らをプロデュースするレコード会社や所属事務所の問題でもあり、彼らを売り出すにはCD制作含め、莫大な資金掛けているので、歌そのものはたとえ互角と感じても、制作活動やプロモーション活動といった自分らだけではどうしようもない技術面でストリートミュージシャンとは月とすっぽんですね。だから、CDの仕上がりや売り上げにとんでもない差が生まれます。当たり前ですね。
音楽や歌は芸術ではあるけれども、強引な資本主義を無理矢理作り、マスコミが煽り、世間を騒がせているだけで、どんなに素晴らしい(と私が思う)ストリートミュージシャンの曲でも、片手間で適当に作った世間でもてはされてるアーティストの曲の方が圧倒的にすごい、素敵、「CD買おう」等等と思い込ませれる世の中であり、そういう人のところにだけ、印税がなだれこむわけです。
レコード会社や事務所が煽れば、ミーハーな消費者は求めたがり、また煽る。この繰り返しが大流行を生み、桁違いの印税で贅沢な生活を満喫する人間と泣く泣く生活のため音楽から離れていく人間が現れます。嘆いても仕方ないことですが、これは何も音楽だけの話ではありません。
政冶やアートといったところにも同じことがいえるでしょう。私としては、アーティストというのは、われわれに音楽で癒したり、元気にしたりしてくれる職業だと思ってます。彼らからすれば、趣味が仕事という人も多いでしょう。(アイドルだからとりあえず歌ってるとか、売れるためだけに歌うやつらは別として。)
理想として、表現の場を均等に与え、マスコミの煽りを止めるしか解決方法はないでしょう。
しかし、レコード会社も事務所も企業。そう金儲けしないといけないのだから、そうは言ってられない。
芸術が金で動かされている淋しい現実。私の愚痴を勝手に騒ぎましたが、まあ金は人が本来求めようとする感性までも蝕む紙切れなんですね。たとえ最初は売れないけども好きだからミュージシャンやってた人も、売れてくにつれ、レコード会社に身を委ね、金儲けだけに音楽活動するやつらがこれからも調子にのっていくでしょう。私からすれば、聞きたくもない糞で耳がおかしくなるような音楽ばかりがはびこってしまう気がして、悲しいもんです!

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