2008年3月10日月曜日

私の音楽観

歌がうまいとはどういうことか?私にはわかりません。私は世間一般で歌がうまいということは聞いていて感動したり、心地良さを感じることだと思います。そのためには、音程、リズムは合っているに超した事はないですが、でもそれだけでいいんでしょうか?例えば、最初から最後まで真面目に一本調子だったり、唄い方に個性なかったりとなれば、よほど盛り上がる歌でもない限り、退屈であくびすら出ます。誤解しないで欲しいのは、たとえ音程やリズムといった機械的な要素はある程度、雑であっても、CDの機械的なコピーではなく、自分らしく伸び伸びと歌った方が聞いていて関心抱きたくなります。
下手なコピー聞くぐらいならCD買ったり、借りたりしますし、その人らしい自由な歌声こそが興味そそります。真似が精一杯で伸び伸び歌う余裕がないって人いるかもしれませんが、聞きます!
歌うことを楽しんでますか?ワクワクドキドキ躍動感出して歌いきってますか?バラードならば、熱く自分を表現しきってますか?音程合わせに技とらしい技術で機械的に歌うのならば、歌としてはジャイアン未満といっても過言ではないしょう。バラードを最初から最後まで全力で歌うなんて、絵の具でペンキ塗りするようなもん。せめて強弱はつけましょうよ!せつない歌なら抑えるとこは抑えて歌いましょうよ!クラシックピアノの世界では、よく使う強弱記号として、ピアニッ二ッシモ~フォルテッテッシモ、クレッシェンド、デクレッシェンドといったものがありますよね?行進曲にように勇敢でアップテンポなものなら、フォルテッシモで最初から最後まで通してもいいでしょう。しかし、流暢な曲ならどうでしょう。最初から最後まで長々とフォルテッシモで演奏されれば、癒されるどころか、曲によっては疲れませんか?
最初から最後まで、音程、リズム大事だけど、それ以上に大事なものもあります。
次回はカラオケの採点が高いならば、歌として聞き心地いいかどうかを判定します。

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