2008年3月11日火曜日

採点マシン

さて、予告通り採点マシンのしくみと歌の関係についてみてみましょう。2ちゃんなんか見てても、あるいは知り合いと話してても馬鹿馬鹿し過ぎる意見がありますね。「カラオケの採点の点数高いから、自信もっていい」、「点数あがって上手くなった」。「(真剣な顔で)85点しかない、悪いわ…」(嫌味に聞こえますね)等です。あのー、採点採点いうんなら、あなたにじゃあ、精密採点当たりで90点は軽くとれる方法教えましょうか?はい、教えちゃいます。ずばり、選曲は音程取り易く、苦手音域が入ってない(曲の全ての部分を気持ちよく発声して歌えるもの)で、スローテンポ~ミディアムテンポなものがいいです。CDをこれでもか?というぐらいに聞き込んで、最初から最後まで丁寧にコピーして下さい。ビブラートはわざとらしいものでいいので、伸ばすとこで適当に入れて下さい。90~95はキープできます。
(まあそんな機械に好まれる歌い方をわざわざしなくとも、ある程度曲を知ってるだけでも、音痴じゃなきゃテクニック多用できれば、曲によっては、最高で91~93ぐらいは出ますが…。)では、それで本当に歌の価値や魅力を語りきれますか?
84点でも、棒唄いではなく、すごい歌の中に変幻自在のテクニックが駆使されていて、精密機械的な歌い方ではなく、オリジナリティー溢れてて、個性的に操っていれていれば、それは精密機械的歌唱法(いわゆるビブラートもどこかわざとらしく、CDに忠実であり、狙っていようがいるまいが、点数を取るための歌唱法のこと)で歌った94点よりも感動点が全く違うでしょう。前者の感動点がまあ20点とすれば、後者は80点以上ですね、個人的に。昨日の話とかぶりますが、歌はある程度知ってるぐらいでいいんです!コピーをしようと一生懸命になれば、確かにCDに近い真似は聞けますが、私にはそこまでの忍耐も根気もありません。そもそも声に出して歌うことが私は好きなので、コピーしようとがむしゃらになるのはゴメンなんです。私は好きな事がいっぱいあって、好きな事は好きなように、気まぐれに楽しみたいですから。たとえ雑でも自分なり楽しけりゃ、それでいいんです。音痴は歌としても確かに好ましくないし、ある程度は知らないとまず歌えませんよね?
しかし、その程度クリアしているような曲、なんとなく口ずさめる程度にしか覚えてない曲でも、歌いまくります!ある意味ではCDと合っていようが外れていようがどうでもいいんです!
採点マシンは私も大好きで毎回使いますが、それに依存はしません!85~90あれば十分ですし、お遊び程度のものです。ロックなら80あればいいとさえ思えますし。ランバト見ても、ロックや音程が複雑なものは得点低いもの多いですしね。95点取るための歌唱法で歌って狙って95点出ても、「当たり前だよな?」と思えるかもしれないです(笑)でもコピー的に歌って高得点でるか?みたいな実行はしません。くどうようですが、忠実なコピーは嫌いですから。ところで、一度だけある程度知っている曲を自然に歌って95点出た事あって、その時は確かにまぐれとはいえ、嬉しかったもんです。採点マシンに依存するよりも、自分の個性磨く方が私は歌の魅力広げるにはいいかと思います。

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